テクニカル分析(トルコリラ/円)

3σ下限へ急落、雲の下に落ちるか

 日足、ボリバン中位越えきれず、3σ下限まで下落。9月30日-12月2日の上昇ラインがサポート。雲の下に落ちるか。11月29日-12月2日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。11か月4円絡みが続く。
週足、先週は9週ぶり陰線。再びボリバン下位へ下落。9月16日週-30日週の上昇ラインがサポート。11月18日週-25日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
 月足、2σ下位で推移。8月の月足の長い下ヒゲ効果が薄れてきた。11月は陰転。8月-10月の上昇ラインを下抜く。7月-11月の下降ラインが上値抵抗。
年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。再び円との熾烈な最下位争いをしていたが7月の大規模円買い介入もあり円に抜かれた。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

隣国シリア紛争が激化

 エルドアン大統領は、ここ数日の隣国シリアの紛争激化を非常に懸念していると述べた。トルコの外務大臣と国家情報機関のトップは関係国の担当者と緊密に連絡をとっている。シリア紛争に関する大統領の立場と基本的な優先事項は一貫しており、明確であると強調した。大統領はまた、シリアの領土保全と国家統一への支持を繰り返した。「我々の最大の願いは、シリアが領土保全と国家統一を維持し、シリア国民の正当な要求に沿った合意を通じて紛争を終わらせることである」とし、トルコはリアルタイムの追跡と分析を行っていると述べた。シリア情勢の進展を監視し、現状に悪影響を与える可能性のある行動を防止するために必要な措置を講じるとした。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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