5日(木)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:米雇用統計は10月の反動が期待

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。150.00円を挟んで上下したが、本日の米11月雇用統計を前に、持ち高調整と見られるドル売りがやや優勢だった。米11月雇用統計は、ストライキやハリケーンの影響で雇用者数が1.2万人増にとどまった10月の反動が期待されている。非農業部門雇用者数の市場予想は、今年1月から10月の平均増加幅(17.0万人)を上回る22.0万人増。その他、失業率は横ばい予想の4.1%、平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.9%と堅調な伸びが続くと予想されている。本日の雇用統計は、米連邦準備制度理事会(FRB)が17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うか見送るかを決めるにあたって最も重要なデータとなる。米金利先物における12月利下げ(25bp=0.25%ポイント)の織り込みは、昨日終了時点で70%。雇用統計の結果次第でさらに上昇することも、50%を割り込んで低下することも考えられる。ドル/円の反応も大きなものにならざるを得ないだろう。

注目の経済指標:米雇用統計

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注目のイベント:FRB高官発言

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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