テクニカル分析(人民元/円)

ボリバン3σ下限から反発 中位へ

日足、ボリバン3σ下限から反発、雲中へ戻る。ボリバン中位に近づく。12月9日-11日の上昇ラインがサポート。11月26日-12月11日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き。
週足、12月2日週は寄り引き同時で下ヒゲが長く今週の上昇に繋がっている。ボリバン中位上抜く。9月16日週-12月2日週の上昇ラインがサポート。11月18日週-25日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、8月、9月の長い下ヒゲで反発。23年1月-24年9月の上昇ラインがサポート。24年7月-11月の下降ラインが上値抵抗。5か月線下向き、20か月線は上向き。
年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせも円買い介入で19円台へ下落。一時陰転も現在は陽転。

人民元見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

チーファンラマ

人民元安も容認検討か

政策当局は、トランプ次期米大統領による通商関税引き上げに備え、2025年は人民元安を容認することを検討している。関税引き上げに対抗するため、中国はより大きな景気刺激策が必要という認識を反映した動きという。為替相場を安定させるという通常の慣行からは逸脱することになる。
元は、人民銀が毎日公表する対ドル基準値から上下2%の変動が許容されている。当局者は、元の安定を維持すると発言することが多い。
中国共産党中央政治局常務委員会では、来年は経済成長を支えるために、より積極的な財政政策と併せて「適度に緩和的な」金融政策を導入することを決定している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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