「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの第1四半期は最終利益が6割減
(画像=「セブツー」より引用)

ECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムは12月13日、2025年7月期の第1四半期決算を発表した。売上高は18億9500万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は1億2600万円(同58.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7800万円(同60.2%減)と増収減益だった。最終利益は前年同期から6割減だったものの、第1四半期での売上高は過去最高を更新した。

主力の「北欧、暮らしの道具店」事業は、新規ユーザーの獲得が購入者増に繋がっており、好調を維持している。売上高は前年同期から12.0%増の18億5400万円だった。また、2023年8月に連結子会社化したファッションブランド「フーフー(foufou)」事業を手掛けるfoufouは、大きく苦戦しており、売上高は前年同期59.8%減となる4200万円だった。

クラシコムは9月から西田尚美を起用したテレビ広告を実験的に関西地方で開始しており、広告宣伝費は前年同期の約2.8倍となる2億6900万円を計上している。広告宣伝費が増加したことで販管費は前年同期53.7%増となる6億8300万円だった。

クラシコムは同日、2025年7月期の連結業績予想の修正を発表しており、売上高は82億円(修正前は80億円、前年比16.9%増)、営業利益は7億6000万円(同6億8000万円、同29.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億円(同4億5000万円、同36.4%減)としている。