子ども・ベビー用品専門店の西松屋チェーンは12月20日、2025年2月期の第3四半期の決算を発表した。累計での売上高は1422億200万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は105億4100万円(同2.6%減)、中間純利益は71億6900万円(同5.3%減)と増収減益だった。
西松屋チェーンは11月時点で全国に1,131店舗を展開しており、衣類を中心にベビーフードや乳幼児向けの衛生用品などを展開している。11月に入って気温が下がったことで秋冬の衣類の売り上げが伸びた。一方、新規に37店舗を出店し、店舗数が増加したことで販管費が増えた。退店は15店舗だった。また、新紙幣の発行への対応でも費用がかさみ、販管費は前年同期から4.6%増の494億1600万円だった。
西松屋チェーンの2025年2月期の通期業績予想は、売上高は1880億円(前年比6.1%増)、営業利益は136億円(同14.0%増)、当期純利益は93億8400万円(同14.4%増)としている。