ワールドの持分会社によるライトオンのTOBが成立 第1四半期は5億円の最終赤字
(画像=「セブツー」より引用)

ライトオンは1月7日、2025年8月期の第1四半期決算を発表した。売上高は77億5500万円(前年同期比24.7%減)、営業利益は4億7200万円の赤字(前年は5億1700万円の赤字)、四半期純利益は5億600万円の赤字(同6億8100万円の赤字)と減収減益だった。

秋冬物の需要がピークを迎えるタイミングにも関わらず、ボトムス、シャツ・アウター、カットソー・ニットとすべての部門で売上高が2桁減しており、MDの見直しが求められる。また、全面リニューアルを実施した自社ECサイトも伸び悩み、外部モール含めて売り上げが苦戦した。

なお、2024年10月8日にワールドが日本政策投資銀行と共同で出資するW&Dインベストメントデザインを通じて、ライトオンにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表していたが、1月6日に成立している。

ライトオンの2025年8月期の通期業績予想は、売上高は281億円(前年比27.6%減)、営業利益は15億円の赤字(前年は50億円の赤字)、当期純利益は18億円の赤字(同121億4200万円の赤字)としている。