テクニカル分析
ボリバン2σ下限から上昇も2日連続反落
日足、ボリバン2σ下限から上昇、雲の上。ただ昨日は1月6日-9日の上昇ラインを下抜く。12月3日-1月2日の上昇ラインがサポート。1月8日-9日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、ボリバン2σ下限から反発、中位上抜く、雲の下。12月2日週-30日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-12月23日週の下降ラインを上抜くか。5週線、20週線上向く。
月足、ボリバン2σ下限から反発。9月-12月の上昇ラインがサポート。6月-7月の下降ラインが上値抵抗。5か月線上向き、20か月線下向き。
年足、4年振り対円で年足が陰線。23年-24年の上昇ラインがサポート。
VAMOS MEXICO
2024年の米国との貿易黒字は過去最高を記録
メキシコは2024年の最初の11か月間に米国との貿易黒字が過去最高を記録し、世界最大の経済大国への最大の輸出国としての地位を維持した。
メキシコは1月から11月までの間に米国に対して1572億ドルの黒字を計上しており、2023年の同時期に記録した1396億9000万ドルの黒字と比べて12.55増加している。
過去7年間で2倍以上に増加したメキシコの対米貿易黒字は、1月20日に2期目を開始するトランプ次期米大統領にとって大きな悩みの種となっている。
トランプ大統領は長年、メキシコの対米貿易黒字を批判しており、それが大統領としての最初の任期中に米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に置き換えられたNAFTAの終了を望む大きな要因となっていた。
しかし、メキシコの対米貿易黒字は近年増加傾向にあり、少なくともその一因はトランプ大統領が始めた米国と中国の貿易戦争にある。
米国とその貿易相手国との間の貿易不均衡に対抗するために、新たな関税を導入するか、既存の関税を引き上げることを計画しているが、トランプ氏自身によると、メキシコからの輸出品すべてに課すと約束した25%の関税は、米国への麻薬や移民の流入を阻止するためにメキシコにさらなる努力をさせることを目的としている。
「多くの経済学者や貿易専門家は、貿易赤字が経済に悪影響を与えるとは考えておらず、特定の国との貿易関係を『勝ち取ろう』とする試みに対して警告している。しかし、貿易赤字が続くことはしばしば問題であると考える専門家もいる」と主張する人もいる。