テクニカル分析(トルコリラ/円)

4円台で引き続き緩やかな動き

 日足、ボリバン下位。雲上には出る。1月2日-13日の上昇ラインがサポート。1月10日-13日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。
週足、ボリバン下位から20日線越え。12月16日週-30日週の上昇ラインがサポート。11月11日週-1月6日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
 月足、2σ下位で推移。8月の月足の長い下ヒゲ効果が薄れてきた。12月は陽線。8月-12月の上昇ラインがサポート。21年12月-23年3月の下降ラインが上値抵抗。
年足、2024年で10連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。再び円との熾烈な最下位争いをしていたが7月の大規模円買い介入もあり円に抜かれた。2025年は小幅陽線でスタート。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

トルコ中銀の基本姿勢

金融引き締め姿勢に関する断固たる姿勢は、月次インフレの基調的傾向を引き下げ、国内需要の緩和、トルコリラの実質的な上昇、インフレ期待の改善を通じてディスインフレのプロセスを強化している。今後、財政政策の協調強化もこのプロセスに大きく貢献するだろう。金融引き締め姿勢は、月次インフレの基調的傾向が大幅かつ持続的に低下し、インフレ期待が予測範囲に収束するまで維持される。

したがって、政策金利の水準は、実績インフレ率と予想インフレ率の両方を考慮し、予測されるディスインフレ経路に必要な引き締めを確保する方法で決定される。中銀は、インフレ見通しに焦点を当て、会合ごとに慎重に決定を下す。インフレの大幅かつ持続的な悪化が見込まれる場合には、金融政策手段を効果的に使用する。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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