FX「首位に立つ、楽観的な25年の成長見通し」南アランド見通し

テクニカル分析（ランド/円）

週足は5週ぶり陽線、5日線上向く

　日足、ボリバン2σ下限から反発。1月13日-17日の上昇ラインがサポート。1月7日-17日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き。
　週足、5週ぶり陽線。雲中。9月9日週-1月13日週の上昇ラインがサポート。1月6日週-13日週の下降ラインが上値抵抗。5週線下向く、20週線上向き。
月足、11月、12月の長い上ヒゲからの下落も先週は小康。23年6月-24年8月の上昇ラインがサポート。24年11月-12月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線上向き。
年足、24年は陽線。25年はほぼ円と並び首位争い。23年-24年の上昇ラインがサポート。08年-24年の下降ラインが上値抵抗。

(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

喜望峰

IMFの成長見通し、24年は下方修正、25年は楽観

　IMFは、農業不況を受け南アの2024年成長予測を下方修正、農業部門の大幅な後退が同国の経済見通しに影響を与える主な要因であるとし、2024年の南アの成長予測を1.1％から0.8％に引き下げた。
しかし、IMFは、主に電力部門の改革推進によって経済活動が回復する可能性があると指摘した。IMFは2024年の下方修正にもかかわらず、慎重ながらも楽観的な見通しを維持しており、南アフリカの2025年のGDP成長率は1.5％とより堅調で、2026年には1.6％への上昇が見込まれると予測している。