![前澤友作氏が千葉県のプライベートゴルフコース「MZ GOLF CLUB」を初公開 4月には賞金総額4億円のゴルフツアー「前澤杯」開催](https://cdn.zuuonline.com/600/400/hATGOtwNNLQPafwIEMhSJtbufwMwwrhj/99a00558-d65a-459a-b677-360bbe49adb3.jpg)
前澤友作氏が代表を務めるカブ&ピースは2月6日、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)と共催するゴルフツアー「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025(以下、前澤杯)」の開催を発表した。「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」は、前澤友作氏が千葉県長生郡睦沢町に所有するプライベートゴルフコース「MZ GOLF CLUB」を会場に行われる。なお、「MZ GOLF CLUB」はこの日、報道関係に向けて初公開された。
「前澤杯」は4月14日から27日までの日程で、最大10日間にわたるプロアマ戦。ツアーへの参加権は1日50組、1組100万円で販売され、参加者は一緒にプレーするプロ選手をオークション入札方式で指名する。4月24日から27日までは予選と決勝ラウンドが実施される。賞金総額は最大で4億円、優勝賞金は最大8000万円と、国内でトップクラスの賞金額を目指しており、全組にはラウンドガールが帯同するなど華やかな大会となりそうだ。
「MZ GOLF CLUB」では同日、記者発表会が行われ、大会代表者である前澤友作氏、JGTOの諸星裕会長、倉本昌弘副会長、プロゴルファーの石川遼選手、清水大成選手、さらにラウンドガールが登壇した。石川遼選手と清水大成選手は「前澤杯」へ出場することを明らかにし、さらにシニアの部で倉本昌弘副会長も出場するという。出場選手は100名を予定しており、このうち15名は推薦枠となる。すでに100名を超える選手が参加表明しているという。
主催者で大会代表者の前澤友作氏は、「男子ツアーを開催させていただくことになりました。MZ GOLF CLUBはプライベートゴルフコースなので、普段はほぼ使っていません。だから、コンディションも非常によく、大会に使うのに申し分ない状態です。この大会では、ユニークで新しいチャレンジをしたいと思います。初めての開催なので誠実に謙虚にやり遂げたい」と、大会の盛り上げに向けて意気込みを語った。
「前澤杯」の魅力について聞かれた石川遼選手は、「ジュニアゴルファーだった中学生の時に、当時のプロと運よく回らしてもらう機会がありました。プロが打ったショット時の地面の揺れが、同じティーグランドにいた僕の足に衝撃的に伝わってきたことを覚えています。今回の大会では、プロが試合で打っている本気のショットを同じティーグランドで見れることが大きな魅力ではないでしょうか」と、語った。
「前澤杯」は、プロアマの興行収入を賞金に還元し、予選カットを廃止することで全選手に賞金を出す。本大会の主旨を初めた聞いたJGTOの諸星裕会長は「びっくりした」と述べており、これまでにない新しいスタイルのゴルフツアーになりそうだ。
「MZ GOLF CLUB」は、2021年末で営業を終了した、大林組の子会社が運営していた旧デイスターゴルフクラブ。前澤氏は2022年1月に取得したという。「MZ GOLF CLUB」の周りには建物や電線などが一切なく、ゴルフに集中できる環境となっている。「MZ GOLF CLUB」について前澤氏は、「ジュニアゴルファーの育成の場にもしていきたい。そのためのアカデミーを設立し、次世代の石川遼選手のようなプログルファーを育成していきたいと思います。今回の前澤杯はそこに繋げていく第一歩だと考えています」と、自身の展望を明かした。
この日もお笑いコンビの長田庄平とラウンドを回ったという前澤友作氏。今後もこれまでにないアプローチでゴルフ業界を盛り上げていきそうだ。なお、「前澤杯」のプロアマ参加権、大会一般チケットは、3月1日正午から販売を開始する。大会一般チケットは1万円。