「東京ガールズコレクション」のW TOKYOの中間期決算は最終利益が前年同期から半減
(画像=「セブツー」より引用)

「東京ガールズコレクション」を企画・制作するW TOKYOは2月14日、2025年6月期の中間期決算を発表した。売上高は18億5500万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は1億8500万円(同44.5%減)、中間純利益は1億1100万円(同48.3%減)と減収減益だった。前年の同時期に開催した山梨県でのプロモーションイベントが実施されなかったことなどにより売上高が減少、最終利益は前年同期から半減した。

「東京ガールズコレクション」は今年で20周年を迎え、大阪・関西万博や熊本県、香川県などでの開催を今後予定している。これらのイベントは計画通りに実施される見込みで、通期業績予想に変更はないとしている。W TOKYOはネイリストに直接予約を入れることができるアプリ「Nailie」を運営するスタートアップのネイリー社に2024年11月に出資しており、「東京ガールズコレクション」とのシナジー効果と合わせてさらなる市場拡大を目指す考えだ。

また、W TOKYOは資本効率の向上を通じた株主利益の向上と機動的な資本政策の遂行のために、1億8000万円を上限に自己株式を取得することを決定している。8万2500株を上限に取得し、取得期間は2024年11月15日から2025年3月31日まで。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は3.05%。

W TOKYOの2025年6月期の通期業績予想は、売上高は41億9200万円(前年比5.9%増)、営業利益は5億5700万円(同9.7%増)、当期純利益は3億5800万円(同9.5%増)としている。