
(画像=「セブツー」より引用)
2024年10月8日に名古屋証券取引所のネクスト市場に新規上場した宝飾の製造・販売企業のケイ・ウノが、2025年9月期の第1四半期決算を発表した。売上高は18億2300万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は4800万円(同39.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2800万円(同40.6%減)だった。
売上高は前年同期から増加したものの、地金などの価格が高騰したことにより原材料費が上昇したため利益を圧迫した。また、初めての試みとしてVTuberとコラボレーションするなど、広告宣伝費も増加した。
ケイ・ウノの売上高構成比はブライダルが約7割を占めており、5年連続で受注高は増加している。今期も新規客の獲得を見込んでおり、ブライダルの売上高は6.1%増加するとしている。ケイ・ウノの店舗数は、2月14日時点で名古屋や銀座など国内33店舗、海外3店舗。海外は売上高構成比で1割以下だが、卸売が好調で今期は前年から2割以上の増収を見込んでいる。
ケイ・ウノの2025年9月期の連結業績予想は、売上高は74億1300万円(前年比11.4%増)、営業利益は2億9800万円(同13.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億8500万円(同11.7%増)を見込んでいる。