外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年3月18日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼17日(月)の為替相場
(1):中国経済指標は堅調
(2):米大統領「露大統領と協議する」
(3):OECD 成長見通しを下方修正
(4):米小売りは予想を下回る

▼17日(月)の株・債券・商品市場

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17日(月)の為替相場

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期間:17日(月)午前7時00分~18日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国経済指標は堅調

中国1-2月小売売上高は前年比+4.0%と市場予想(+3.8%)を上回った。一方で同鉱工業生産も前年比+5.9%と市場予想(+5.3%)を上回った。

(2):米大統領「露大統領と協議する」

トランプ米大統領が「18日にプーチン露大統領と協議をする」と述べ、「ディールの見込みが極めて高い」との認識を示した。

(3):OECD 成長見通しを下方修正

経済協力開発機構(OECD)が成長見通しを発表。貿易摩擦が足枷として、2025年の世界経済の成長率予測を前回の3.3%から3.1%に下方修正した。また、米国の成長見通しも2.4%から2.2%へ下方修正した。

(4):米小売りは予想を下回る

米2月小売売上高は前月比+0.2%と市場予想(+0.6%)を下回った。また前月分も-0.9%から-1.2%に下方修正された。変動の大きい自動車を除いた売上高は前月比+0.3%で予想と一致したが、こちらも前月分が-0.4%から-0.6%へ可能修正された。なお、国内総生産(GDP)の算出に用いられるコア売上高は+1.0%となった(予想+0.4%、前月-1.0%)。

17日(月)の株・債券・商品市場

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