
(画像=「セブツー」より引用)
無添加化粧品などを手がけるハーバー研究所は7月23日、子会社であるハーバーの生産体制の見直しに伴い、長野県小諸市にある小諸工場を7月末で休止すると発表した。同工場は2020年12月に操業を開始し、基礎化粧品の製造を行ってきた。ハーバーは、自然気候が本社がある北海道・苫小牧に近いこと、さらに自然災害が少ないことから同地に工場を設立した。2024年6月末時点で7人の従業員が在籍している。
同社は2025年3月期通期の連結決算で、売上高が120億6100万円(前年比2.1%減)、営業利益が5億8900万円(前年は1億8700万円の赤字)、純利益が5億7600万円(同21億1800万円の赤字)となり、大幅な赤字から黒字へ転換した。収益構造の改善を進めるなかで、生産効率の向上とコスト最適化を図る狙いがあるとみられる。