今回、ADOの最新モデルの折りたたみ式電動アシスト自転車「Air20 Ultra」を、ごっつチャンネルGT-workのゴッツさんにレビューしていただきました。以前、ご試乗いただいていた「Air20 Pro」からの進化(特に初搭載された3段の自動変速)を実際に体験して感じていただく中で、78歳の高齢ゲスト!?にも試乗してもらい、どれだけ実用的かもチェック!盛りだくさんのレビューをしていただきましたのでご紹介していきます。
Air20 Ultraの詳細をチェック
基本スペックと進化ポイント

まず、ゴッツさんはADO Air20 Ultraの基本スペックを紹介してくれました。
- 最大航続距離:約100km
- モーター出力:250W
- 最大アシスト速度:24km/h
- タイヤサイズ:20インチ
- 対応身長:150?200cm
- 重量:約18kg(付属品込22kg)
前モデルから進化したポイント
進化したポイントは以下のとおりです。
- 自動変速
従来の2段→3段へ進化 - アシスト切替
アプリ不要で手元ボタンで「エコ」or「スポーツ」即切替可能になった - 低速ギアのトルク
前モデル比で約24%アップ
ギアの切り替えは速度帯に応じて0?13km/h(1速)、13?19km/h(2速)、19km/h以上(3速)と切り替わっていきます。
組み立てとデザインチェック
組み立てはシンプルで簡単
組み立てはシンプルで、ハンドル・サドル・ペダルを装着するだけ。
前輪はクイックリリース式で簡単に脱着できるようになっています。全体構造はアルミ製で軽量です。ベルトドライブ採用で、メンテナンスフリーかつチェーン油の汚れなしなのでズボンやスカートの裾を汚すことも有りません。
完成車の外観を見てみる
外観は洗練されており、フロント・リア共に油圧ディスクブレーキ、フロントサスペンション、スタイリッシュなカラー展開。
バッテリーはサドルポストに内蔵され、取り外し・充電も容易です。
アシストレベル別走行テスト
アシストなし

平坦な道であれば、「Air20 Ultra」は20kg前後のため、アシスト機能をOFFの状態でもある程度は走ることができそうです。
アシスト力1の場合
自然な走行感で漕ぎ出してスピードが上がってくると、アシスト感も出てくる。坂道に関しては舗装されたものであれば登れるでしょうが、オフロード環境だと難しいかな。と紹介してくれました。
アシスト力2の場合
続いてアシストレベル2を試していただくと、軽快さが増した。と紹介するゴッツさん。普段使いであれば、このくらいあれば充分かもしれないと語ります。
坂道も、オフロード路面でも難なく登ることができました。前モデルだと難しかったが今モデルでは改良の成果が出ている。と「Air20 Ultra」の進化を肌で感じていただきました。
アシスト力3の場合
最大アシストのレベル3では、漕ぎ出しから明らかにスピード・登坂力がアップしています。速度域が上がり、それに伴って自動変速も働いていき軽快な走行が可能です。
坂道もこれまでより目に見えて速く、余裕を残して登り切ることができているように見えます。
スポーツモード
スポーツモードでは、最大パワーの底上げというよりは、レスポンスが劇的に向上した感じと伝えてくれたゴッツさん。
坂道もスピードを落とさずに楽に登り切ることができ、「アシストの反応性とともに、アシスト時間も延長されている気がする」と語ります。
高齢者にも優しい!78歳ゲスト試乗レビュー
「Air20 Ultra」は20インチタイヤを装着し車高が低いため、高齢者や女性でも、またぎやすく乗りやすい構造になっています。
走行面についてもアシストがしっかり効いていることで、発進時のふらつきを軽減。荒れた地面でも安定した走行が可能で、「力が弱くなった人でも安心して乗れるのではないか」と高齢者にもおすすめができるとゴッツさんは紹介してくれました。
総評:完成度がさらに高まった“究極の折りたたみe-bike”

ADO Air20 Ultraを検証し終えたゴッツさん。次のようにまとめてくれました。
- 3段自動変速でさらに走行が滑らかに
- トルクとレスポンスの向上で高齢者や非力な方でも安心
- エコモードとスポーツモードの切り替えが走行中に手元のみでできるようになった
- 油圧ブレーキ・サスペンション・ベルト駆動など基本装備も一級品
見た目はスリムながら、街乗りからオフロードまで幅広く対応。
まさに“原付代わり”の選択肢として、本気でおすすめできる一台です。としめてくれたゴッツさん。
ご興味ある方はぜひ詳細をチェックしてみてください。