高金利通貨の状況を動画で解説
動画配信期間:公開日から2週間
高金利通貨「メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラ」の状況をギュッと要約
高金利通貨(メキシコペソ・ランド・トルコリラ)見通し
全体的な市場動向
- 7月は円が最弱通貨だったが、8月1日に大逆転で円が独歩高
- 高金利通貨は1%以上下落したが、翌日以降の急落は限定的
- 従来のようなショック時ほどの強い円買い・リスク回避は見られない
- ドル安により、高金利通貨は対ドルで比較的堅調(トルコリラ除く)
結論
高金利通貨は以前ほど脆弱ではなくなった。特にメキシコペソは関税問題への対応力と経済の安定により最も有望。南アフリカランドは政治リスクがあるものの資源需要に支えられ、トルコリラは安定化が進んでいる。
最大のリスクは円の異常な動きで、原油価格下落による円急騰時には注意が必要。ただし、原油価格が60ドル程度で安定すれば、高金利通貨への影響は限定的と予想される。

(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

野村雅道氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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