
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2025年8月19日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
目次
▼18日(月)の為替相場
(1):米ウ首脳会談
▼18日(月)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:146円台後半から148円台半ばでの値動き中心/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
18日(月)の為替相場

期間:18日(月)午前7時00分~19日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):米ウ首脳会談
トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は首脳会談を開催。トランプ大統領は「ウクライナの安全保障で米国は欧州と連携する」と語りロシアのプーチン大統領を交えた三者会談の実現を目指す考えを示した。またゼレンスキー大統領は「我々は戦争を止め、ロシアを止める必要がある」「ウクライナの安全は米国にかかっている」と語り、「三者会談への用意がある」との姿勢を示した。
18日(月)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:146円台後半から148円台半ばでの値動き中心
昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。22日にジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え、ポジション調整主体の動きとなり147.98円前後まで上昇したが、148円には乗せられなかった。
今月1日の米7月雇用統計の結果を受けてFRBの利下げ期待が高まったものの、14日の7月生産者物価指数(PPI)や15日の米7月小売売上高は利下げ期待をいくぶん後退させる結果となった。22日のパウエル議長の講演では「期待しているほどハト派的には傾かない」との見方もあり、内容を見極めたいとの思惑からポジションを傾けにくい状況となっている。ドル/円は今月4日以降のレンジである146円台後半から148円台半ばでの値動きが中心となりそうだ。