「知らないから怖い」不動産投資のリアル
資産形成の選択肢として注目される不動産投資。しかし、ネットには「儲からない」「カモられる」といったネガティブな情報が存在します。 「空室になったらローンだけが残るのでは……」「悪徳業者に騙されたらどうしよう……」 そんな不安を解消するため、弊社社員で不動産投資のプロ・クックジュリアン聖也が、初心者のリアルな疑問を解説します。
プロが明かす! 不動産投資の「不都合な真実」と「攻略法」
「ワンルーム投資は儲からない」説の真相
まず切り込んだのは、多くの人が耳にするこの言葉。 プロの答えは明快でした。「ワンルームが儲からないのではなく、“儲からない物件”を買ってしまうことが問題なんです」。
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ワンルームのメリット
少額から始められ、需要の高いエリアなら安定した家賃収入が見込める。 -
ワンルームのデメリット
単身者は居住期間が短いため入居者の入れ替わりが早く、その都度クリーニング費用などがかかる。
まずは、このメリット・デメリットを冷静に理解することが、全てのスタート地点になります。
知らないと大損! “儲からない物件”を見抜く魔法の法則
では、どうすれば「儲からない物件」を避けられるのか? クックジュリアン聖也が、不動産価格が決まる“絶対的な法則”を教えてくれました。 それが、冒頭の「不動産価格は、家賃で決まる」という法則です。
- 家賃が上がれば、不動産価格も上がる。
- 家賃が下がれば、不動産価格も下がる。
この法則を知っていると、「買ってはいけない危険な物件」が見えてきます。 それは、今の家賃が、周辺の家賃相場よりも「割高」な物件です。 なぜなら、その入居者が退去した後、家賃を下げざるを得ず、それに伴って不動産価格も下落。売却時に大きな損失を出す可能性が非常に高いからです。
この法則を知っているだけで、営業マンの「利回り〇%です!」という言葉に惑わされず、物件の本質的な価値を見抜くことができるのです。
業界の闇? 悪徳業者から身を守る方法
「不動産業界って、なんだか騙されそう……」 この不安に対し、私たちができる自己防衛策を教えてくれました。
- 危険なサイン: 勤務先への突然の電話営業は「健全ではない可能性が高い」と疑う。
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やるべきこと:
- 必ず複数の不動産投資会社から話を聞いて、比較検討する。
- 会社の規模、口コミ、過去に行政処分を受けていないかを調べる。
- 担当者が「宅地建物取引士」の資格を持っているか確認する。
株とは別物。「流動性」の呪縛から解放されよう
「不動産は、株と違ってすぐ売れないからダメだ」 この意見にも、明確な答えが示されました。
不動産は、家賃が株価のように急変動しないため、そもそも頻繁に売買する必要がありません。 さらに、売却益にかかる税金は、保有期間5年を境に約40%→約20%に半減します。 つまり、不動産投資は「長期保有」が前提のゲームのようなもの。 そう考えれば、流動性の低さは大きなデメリットではない、と理解できるはずです。
知ることでモヤモヤ解消! 不動産投資のリスク
不動産投資のプロから話を聞いて、不動産投資への解像度が高まる株×不動産の二刀流を目指す、節約オタクふゆこさん。
トータルで不動産投資が本当に安心か、その理解が、ネガティブな言葉の裏にある不動産投資のリスクを正しく理解することで一歩進んだように思えます。
白熱する議論がたくさん! ふゆこさんのモヤモヤ解消の様子をぜひ動画でご覧ください。
この記事を書いた人
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