テクニカル分析

年初来高値更新後、反落

 日足、2σ上限から反落、中位を割る。9月5日-10月2日の上昇ラインがサポート。10月1日-2日の下降ラインが上値抵抗だが今朝はそれを上回って始まる。9月29日-10月1日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。
 週足、雲中を這い上がるも2σ上限から反落。9月1日週-8日週の上昇ラインがサポート。9月22日週-29日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
 月足、8月は4か月ぶり陰線も9月は陽線。ボリバン中位越え。8月-9月の上昇ラインがサポート。24年5月-25年9月の下降ラインが上値抵抗。5か月線上向き、20か月線下向き。
 年足、2024年は4年振り対円で年足が陰線。今年は5月以降円と大接戦となったが現在はペソが円を上回る。23年-24年の上昇ラインを一時下抜くが上抜き返す。21年-22年の上昇ラインがサポート。

メキシコペソ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

シェインバウム大統領、前大統領を上回る支持率73%

シェインバウム大統領が10月1日で就任1年を迎えた。初の女性大統領。手厚い福祉政策を背景に高い支持率を維持するが、最大の懸案は対米交渉。高い要求を次々突き付けるトランプ政権に、シェインバウム大統領はいらだちを募らせている。
 有力紙フィナンシエロが9月に実施した世論調査によると、シェインバウム大統領の支持率は73%で、同じ就任1年当時のロペスオブラドール前大統領を5ポイント上回った。
 シェインバウム大統領は、トランプ大統領に対する批判的な言動を抑制。電話会談を重ねるなど対話路線を堅持し、追加関税措置の一部免除や延期を引き出した。

ただ、8月にはトランプ氏がメキシコを含む中南米の麻薬組織に対する軍事作戦の検討を国防総省に指示したと報じられた。米メディアは、要求に応えても満足しないトランプ政権にシェインバウム大統領が「憤慨している」と伝えた(共同)。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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