15日(水)の株・債券・商品市場
<最新の株価指数CFDレートはこちら>
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
<外為注文情報はこちら>
- ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
- ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:神経質な相場展開が続きそう
昨日のドル/円は約0.5%下落して151.08円前後で取引を終えた。日本の政局不透明感や米中の貿易摩擦を巡る懸念を背景に円高・ドル安の流れが続き、一時151円台を割り込んだ。その後、日本維新の会と自民党が連立を視野に政策協議を開始すると伝わると円売り主導で下げ幅を縮小する場面もあったが、151円台後半ではドルの上値が重かった。ドル/円は、自民党総裁選後の高市トレードによる円売りで149円付近から153円台前半まで上昇したが、そのおよそ半分を昨日終了時点で吐き出した格好だ。高市トレードの巻き戻し的な円買いの動きはそろそろ一巡しそうだが、円売りが本格的に再開するかは自民・維新の政策協議の行方次第であろう。なお、衆議院における自民・維新の合計議席は過半数(233)に迫る231。連立合意なら高市首相誕生の可能性が高まることになる。一方、米中貿易摩擦についてはベッセント米財務長官が楽観的な見方を示したものの、トランプ大統領は中国と現在、「戦争状態」にあるとの認識を示している。両国の関税発動猶予期限を11月1日に控える中、市場の緊張も続きそうだ。米中貿易摩擦の激化は、米国経済にとっても重しになるとの見方が強く、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測と相まってドルを圧迫している。本日のドル/円は、日本の政局と米中の貿易摩擦の両睨みで神経質な相場展開が続きそうだ。
注目の経済指標:英GDP
注目のイベント:FRB高官発言
※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。