外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年1月22日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼21日(水)の為替相場
(1):英CPI 伸びが加速
(2):ECB総裁「不確実性はより深刻」
(3):米大統領「過剰な武力行使は望まない」
(4):クック理事巡る審理
(5):米大統領「関税は発動しない」

▼21日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:158.00円を挟んだ値動きが続く公算/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

21日(水)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:21日(水)午前7時10分~22日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英CPI 伸びが加速

英12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%と市場予想通りに上昇に転じた(前月-0.2%)。前年比でも+3.4%と予想(+3.3%)以上に前月(+3.2%)から伸びが加速した。エネルギーや食品などを除いたコアCPIは前年比+3.2%と予想(+3.3%)に反して前月かと同じ伸び率となった。また英中銀(BOE)が重視するサービスCPIは+4.5%と予想(+4.6%)を下回ったものの前月(+4.4%)から伸びが加速した。

(2):ECB総裁「不確実性はより深刻」

ラガルドECB総裁は米国によるグリーンランド領有の意向について「新たな世界秩序の幕が上がりつつある」と語り、「不確実性はより深刻だ」「米国は同盟国として非常に奇妙な行動を取っている」と述べた。ただ、トランプ大統領が発効を予告している追加関税については「インフレ率は1.9%と抑制されているため、影響は最小限にとどまるだろう」との見解を示した。

(3):米大統領「過剰な武力行使は望まない」

トランプ米大統領は、スイス・ダボスで世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)での講演で、「グリーンランドの取得を巡り即時の交渉を求める」と述べた。一方で、「取得に過剰な武力行使は望まない」との考えを示した。

(4):クック理事巡る審理

トランプ米政権がクック連邦準備制度理事会(FRB)理事の解任を認めるよう訴えている訴訟の審理が行われた。米連邦最高裁の判事らはトランプ大統領の主張について「連邦準備制度の独立性を弱体化させ、破壊とまでは言わないが損なう」などと慎重な姿勢を示した。

(5):米大統領「関税は発動しない」

トランプ米大統領は「グリーンランドや北極圏全体に関する将来の合意の枠組みが策定された」「これに基づき2月1日に発効予定だった関税は発動しない」と自身のSNSに投稿した。