外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年1月23日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼22日(木)の為替相場
(1):日本 貿易黒字額縮小
(2):豪雇用統計は強い結果
(3):ECB議事録公表
(4):米新規失業保険申請件数 予想を下回る

▼22日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:160円に接近する場面では神経質な値動き/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

22日(木)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:22日(木)午前7時10分~23日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本 貿易黒字額縮小

日本12月貿易収支(通関ベース)は1057億円の黒字となり、黒字額は市場予想(3600億円)を下回った。2カ月連続の貿易黒字となったものの、黒字幅は前年比12.1%縮小した。また、2025年通年の収支は2兆6506億円の赤字を計上。5年連続の赤字となったが、輸出の伸びが輸入の伸びを上回ったため、赤字幅は前年比で52.9%縮小した。

(2):豪雇用統計は強い結果

豪12月雇用統計は、新規雇用者数が6.52万人増と市場予想(2.70万人増)を上回った上に、失業率は4.1%と7カ月ぶりの水準に低下し、市場予想(4.3%)以上に改善した。豪中銀(RBA)の利上げ転換が早まるとの見方から豪ドルが急伸。その後も、世界的に株価が上昇する中、豪ドル買いの展開が続き、2024年7月以来の108円台に上値を伸ばした。

(3):ECB議事録公表

欧州中銀(ECB)は12月理事会の議事要旨を公表。「理事会は忍耐強く対応することができる。ただし、これは行動を躊躇している、あるいはどちらか一方向に偏った金融政策を取ると誤解されるべきではない」と指摘。「全体として、ECBは現在、金融政策の観点から良好な状況にあるが、だからといって政策スタンスが固定されていると見なされるものではない」と政策の柔軟性を強調した。

(4):米新規失業保険申請件数 予想を下回る

米新規失業保険申請件数は20.0万件と市場予想(20.9万件)を下回った。これを受けて4週平均の失業保険申請件数は20.15万件に減少し、2年ぶりの低水準となった。同時に発表された米7-9月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+4.4%と速報値の+4.3%から上方修正された。その後発表された、米11月個人消費支出(PCE)は前月比+0.5%、同PCEデフレーターは前年比+2.8%、同コアPCEデフレーターも前年比+2.8%で、いずれも予想通りだった。