主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年10月19日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
目次
▼16日(金)の為替相場
(1):BOE総裁「影響はかなり限定的」
(2):FRB議長「結論については予断を持たない」
(3):日銀総裁「これ以上、上がることは容認できない」
(4):米鉱工業生産 予想を上回る
▼16日(金)の株・債券・商品市場
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16日(金)の為替相場
期間:16日(金)午前6時10分~17日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):BOE総裁「影響はかなり限定的」
英中銀(BOE)のベイリー総裁は「インフレ率が目標を上回って推移していることは、依然として非常に苛立たしい」としつつも、エネルギー価格上昇による物価全体への二次的影響について判断するのは「時期尚早だと思うが、これまでに確認された兆候を見る限り、影響はかなり限定的だ」との認識を示した。
(2):FRB議長「結論については予断を持たない」
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で約3年ぶりに利上げしたことを踏まえ、FRBが「物価安定を実現することを明確にした」と表明。一方で、今後の金融政策については「FOMCの結論については予断を持たない。年内の会合で何をするか、今の時点で述べるべきだとは考えていない」として言及を避けた。
(3):日銀総裁「これ以上、上がることは容認できない」
日銀の植田総裁はG20財務相・中銀総裁会議の終了後に会見し、基調的な物価上昇率について「(目標の)2%にかなり接近している」との認識をあらためて示した。その上で「これ以上、上がることは容認できない」と強調。「2%近辺で定着していくことを政策の大きな目標にする」として、利上げを継続する考えを示した。
(4):米鉱工業生産 予想を上回る
米9月鉱工業生産は前月比+0.7%と市場予想(+0.4%)を上回った。同設備稼働率は76.9%と予想(76.5%)以上に前月(76.4%)から上昇した。