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2月24日、オリエンタルランド <4661> が株式分割とそれに伴う株主優待制度の配布基準変更を発表した。2015年3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割する。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、当社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。

オリエンタルランドの株価は同日の終値で1株29860円となっており、単位株では約298万円の資金が必要となる。個人投資家には手が出しにくい株価水準に達していた。今回の株式分割で、同日終値で計算した場合、約75万円まで最低投資額が引き下がる。

なお、株主優待制度については、既存の株主においては、1DAYパスポートの配布枚数に変わりはないが、分割後の株式数で100株を保有する株主には3月末にのみ1DAYパスポート1枚を配布することとした。

また、同日に長期保有株主向けの優待制度を導入したことも発表、現行の株主優待制度に追加して、東京ディズニーリゾートの5周年毎のアニバーサリーイヤーに株主用パスポートを配布する。2015年9月30日から2018年9月30日まで のすべての基準日(9月30日および3月31日)において、同一株主番号で当社株式を100 株以上保有している株主に、株主用パスポートを2枚配布、同様に、東京ディズニーリゾート40周年に向けて、2018年9月30日から2023年9月30日までのすべての基準日(9月30日および3月31日)において、同一株主番号で当社 株式を100株以上保有している株主に、株主用パスポートを4枚配布する。

同社は2015年3月期から10年にわたって総額5000億円の投資をすることを昨年10月に発表済みであり、また、今年の2月4日には、優秀な人材を囲い込むため、現在在籍する有期雇用社員821名の無期雇用化に踏み切った。これに加えて、株主分割及び株主優待制度の充実で安定株主を確保しながら、更なる成長を目指す。(ZUU online編集部)

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