SBIホールディングス <8473> 傘下のSBI証券は、2015年内(予定)を目処に外国株式における特定口座対応を実施すると発表した。これにより、同社取扱いの9ヶ国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)の外国株式と海外ETFのすべてが特定口座内で取引できるようになる。
同社は、外国株式の取扱いにも注力しており、主要ネット証券(SBI証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)最多となる9ヶ国の株式を取扱っている。とくに米国株式では、2014年12月より、コンセンサス情報やテクニカル指標で銘柄検索ができる「米国株スクリーナー」の提供を開始し、マーケットレポートや話題の銘柄の業績情報の充実にも努めてきた。
特定口座では、投資家自身で譲渡損益や為替の計算作業などをすることなく、簡易に確定申告を行うことができる。また、所得税・住民税を当社が源泉徴収して投資家に代わって納付することで、確定申告を不要とすることも可能だ。今回の外国株式の特定口座対応により、煩雑な確定申告や納税手続きの負担が軽減されることとなり、個人投資家にとって外国株式を通じたグローバル投資がより身近なものになるといえる。
(ZUU online)