東海旅客鉄道(JR東海) <9022> は4月21日、山梨リニア実験場(全長42.8キロメートル)で同日午前に実施したリニア最新型車両の有人走行試験で、世界最高の時速603キロメートルを記録した、と発表した。今月16日に自らが出した世界記録の同590キロメートルを更新。ギネス世界記録の認定を申請するという。

山梨リニア実験線(山梨県笛吹市―上野原市)で新型のリニア車両「L0(エル・ゼロ)系」の試験走行を実施した。この日の試験では午前10時48分にトンネル内で時速603キロメートルに到達。10.8秒間、600キロ以上で走った。

リニア中央新幹線は品川ー名古屋間で2027年の開業を目指す。最高時速約500キロメートルで営業運転する予定。試験でより高速で走った際の空気抵抗などのデータを収集、技術向上につなげる。(ZUU online 編集部)

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