Floyd Mayweather Jr. v Manny Pacquiao - Weigh-In
(写真=Getty Images)

いよいよボクシング、「世紀の一戦」が間もなく開催される。マッチメイキングのニュースは大きな話題になったので、ボクシングファンでなくても注目している人は多いのではないだろうか。

この世紀の一戦とは、「メイウェザーvsパッキャオ」戦だ。どちらも実績・実力ともに申し分のないスーパースター同士の対決だけに試合内容への注目度も高いが、このビッグマッチが注目されている理由は勝敗だけではない。それは、250億円とも言われる巨額のファイトマネーだ。なぜここまでのファイトマネーを捻出できるのか?そこに多くの人の関心が集まった。

この世紀の一戦に見る巨額ファイトマネーの仕組みとビジネスモデル、さらには同じく巨額のファイトマネーが飛び交った過去のビッグマッチも振り返ってみよう。


最近のボクシング興行収入源は「ペイパービュー」と「クローズド・サーキット」

この試合が世紀の一戦と呼ばれるのは、登場する選手の華々しい経歴からだ。アメリカ、ボクシング界のスーパースター、フロイド・メイウェザー・ジュニア(38)はこれまで47戦無敗という驚くべき戦績で5階級制覇を果たした。一方のマニー・パッキャオ(36)は「アジアの大砲」の異名を持つフィリピンの英雄で、6階級制覇を果たしている。両者の対戦は過去に何度も交渉が行われたが、実現してこなかった。5年以上かかって夢の実現となったのだ。

通常、これだけ注目度の高いマッチメイクが実現したら、多数のスポンサーが付くのは当然だ。そして、テレビ放映権料も高騰する。もちろん、観戦入場券もプレミアがつくような価値となり、高額でも売れるので、これも莫大な収益となる。従来はこうしたところからファイトマネーを捻出していたが、最近はさらに2つの収入が大きな要素を占めるようになっている。