iPhone をはじめとしたスマートフォンで決済するためのシステムを提供するスクエアは5月11日、ポケットに入る大きさでICクレジットカード対応リーダーの日本国内での提供を新たに開始することを明らかにした。より安全性の高いモバイル決済の環境整備を後押しする。

スクエアはツイッターの創業にもかかわったジャック・ドーシー氏らが中心となり創業したモバイル決済システムを提供するベンチャー企業で、2009年に設立された経緯がある。国内でもスマホに、カードを読み取る端末を接続することで、カード決済を導入できるシステムを展開している会社だ。

同社は今回、新しい「Squareリーダー」の提供を開始。スマートフォンやタブレット端末のイヤフォンジャックにさせば使えるICクレジットカード対応リーダーとなる。同リーダーにより、従来使用されていた磁気カードだけではなく、ICクレジットカードの使用も可能になる格好だ。

さらに、一般的なICクレジットカードの端末と違い、暗証番号の入力を必要とせず、スマホの画面に指でサインをしてもらうことで決済手続きが可能になる。

同社によれば、磁気テープに比べて偽造が困難なICチップ搭載のクレジットカードへの切り替えがクレジットカードでは進んでおり、国内でも切り替えを目指して動き出している。ICクレジットカードは決済端末では比較的高額ではあり、「Squareリーダー」であれば比較的に低価格で導入できるとのことだ。

なお、国内での「Squareリーダー」の販売価格は、現時点では未定となっている。(ZUU online 編集部)

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