新たなサービスの提供で既存客をフォローアップ
このメール便事業の廃止を受けて、ヤマト運輸では2つの新たなサービスを代替として発表している。1つは、これまでの宅急便の最小サイズである60サイズよりもさらに小さなモノの輸送に対応したサービスである。料金は400円台からと、現行の宅急便の60サイズよりもかなり安く設定されているため個人向けの通販やオークションでの商品送付などでの需要拡大が見込まれる。もう1つのサービスはよりメール便に近い設計で、ポストに投函ができるもので、これまでのDMやカタログ送付事業者のニーズに対応するものとなっている。
このようにヤマト運輸はあくまでも自由競争でビジネスを拡大することに今後とも尽力していく覚悟で、そのためには総務省を相手にしても徹底的に議論していく姿勢であることがメール便廃止の決定でより一層強く伺える状況である。
(ZUU online 編集部)
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