LIXILグループ(東京都千代田区)は、国内のリフォーム事業を強化していく。5月7日に行われた事業概況説明会にて藤森義明取締役代表執行役社長兼CEOが明らかにした。

2015年3月期の国内リフォーム事業売上高は前年同期比1%減の2796億円だったが、2016年3月期では前年同期比4%増の2900億円を見込む。

藤森社長は、国内リフォーム市場のトレンドとして「高齢化」「省エネ」「耐震」を挙げた。「住宅産業の今後5年、10年はリフォームが引っ張っていく」(藤森社長)

同社では2013年度にリフォームのセールス担当、工事担当を増やすなど人的投資を行っている。さらに、リフォーム用の商品も拡充してきており、国内リフォーム事業の売上高拡大に向けての投資を強化してきている。

なお、LIXILグループは5月7日にグループ全体の決算発表を予定していたが、延期した。連結子会社のジョウユウについて特別監査を実施することになったため。(提供: リフォーム産業新聞 5月19日掲載)

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