沖縄

今年のゴールデンウィークは、消費増税の影響もやわらぎ国内旅行の好調さが注目を集めていた。世界遺産登録や北陸新幹線の開通など、国内観光業にとって明るい話題も多く、今年は国内旅行も盛り上がりを見せていきそうだ。

国内旅行がさらなる盛り上がりをみせるためには旅行会社の充実度も大きな決め手となるだろう。今年2月に発表された「2015年度 オリコン顧客満足度ランキング 旅行会社(国内旅行)」から国内旅行会社のパフォーマンスをチェックして見てみよう。

同調査は調査項目はコストパフォーマンス、予約・申込みのしやすさ、プランの充実度、情報の提供力、店舗の利便性、会社の信頼性、窓口スタッフの対応、サポート力、支払い方法の豊富さなど、細部に渡って調査された。

旅行会社(国内旅行)の総合満足度ベスト10は以下のとおり。


第10位 小田急トラベル(満足度71.45点)

小田急電鉄 <9007> 傘下の小田急トラベルは、コストパフォーマンスで6位、予約・申込みのしやすさで9位、店舗の利便性で9位、窓口スタッフの対応で10位、サポート力で9位、支払い方法の豊富さで10位などの各項目がベスト10内にランクされている。


第9位 阪急交通社(72.18点)

阪神阪急HD <9042> の中核をなす大手旅行会社の阪急交通社は、サポート力でトップにランクされたほか、情報の提供力でも2位に挙げられた。そのほかベスト10入りしているのは、コストパフォーマンスで8位、プランの充実度で6位、店舗の利便性で10位、会社の信頼性で7位、窓口スタッフの対応で9位、支払い方法の豊富さで8位などとなっている。


第8位 名鉄観光(72.48点)

名鉄 <9048> グループの旅行代理店である名鉄観光も、予約・申込みのしやすさで7位、プランの充実度で10位、情報の提供力で10位、店舗の利便性で4位、会社の信頼性で8位、窓口スタッフの対応で6位、サポート力で8位、支払い方法の豊富さで9位などの各項目がベスト10入りしている。


第7位 近畿日本ツーリスト(72.67点)

個人旅行を扱っている「近畿日本ツーリスト個人旅行」は、大手総合旅行会社であった初代の近畿日本ツーリスト(現:KNT-CTホールディングス <9726> )が持株会社に移行した際に設立された。ベスト10入りした項目は、予約・申込みのしやすさで10位、プランの充実度で7位、情報の提供力で5位、店舗の利便性で3位、会社の信頼性で4位、窓口スタッフの対応で5位、サポート力で7位、支払い方法の豊富さで6位など。


第6位 JTB(72.70点)

旅行業界では日本最大のJTBは、前身である財団法人日本交通公社の営利部門が分割・民営化されたものだ。同社は、会社の信頼性と支払い方法の豊富さで1位、プランの充実度、情報の提供力、窓口スタッフの対応それぞれの項目で3位にランクされている。このほかベスト10入りした項目は、予約・申込みのしやすさで6位、店舗の利便性で7位、サポート力で4位など。