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(写真=Thinkstock/GettyImages)


アフター・改修売上高は10億円

パワービルダーのポラスグループ(埼玉県越谷市)は、新築を建てた後のアフターサービスをきっかけに年間10億円ものリフォームを売り上げている。業務を担う住宅品質保証(越谷市)の髙橋一郎社長に事業モデルを聞いた。

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ポラスグループ住宅品質保証 髙橋一郎社長

■定期点検はどのようにしていますか。

新築ができ、立ち会い検査の際に今後のメンテナンスのご案内をしていきます。点検の時期は築後3カ月、1年、2年、5年、7年、10年です。有償でリフォームすると、もう10年以上保証するという仕組みになっています。

具体的には防蟻、防水といった躯体の品質を守るためのメンテナンスになります。それに合わせて外壁や屋根のリフォームもご提案するので、結果としては一緒に直される方が多い。

10年目のリフォームの平均は112万円前後。その後の点検は12年、15年、17年、20年となり、常に点検しトラブルを最小限にとどめることを目的としています。

■診断はどんな工夫をしていますか。

7年目までは無料ですが、10年目は5000円を頂いております。ここでは70人の「ロングサポートインスペクター」という2つの資格を持っている診断士が検査します。

例えば、建築士資格と性能評価検査委員資格を持っているような人材です。診断には90分ほどかけ、68項目ほどを検査します。例えば屋根はポールカメラを使ったり、床下には必ず潜り、含水率を図ったり、これはかなり詳細に調査しています。結果は検査報告書という形でお客さんにご説明を差し上げます。

■10年目点検の年間実績は。

約2000件になります。そのうち5000円の有償点検を行うのは約7割。その7割のうち、リフォームを行うのは7割程度です。前期は消費増税の反動もあってやや下がりました。

2006年からこの延長保証制度を手掛けていますが、初年度は2割前後でしたので全体としては伸びてきています。これらを含めてリフォーム全体の売上高は年間10億円ほどになります。

■今後は何を強化していきますか。

10年目点検した住宅がそろそろ20年を迎える時期になってきました。さらなる延長サービスをつくっていきたい。(提供: リフォーム産業新聞 5月26日掲載)

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