住宅設備大手のLIXIL(リクシル)グループ <5938> は6月8日、2015年3月期の通期決算を公表した。2016年3月期の見通しについては、特別損失330億円を織り込むことから、前期比86.4%減の30億円になるとした。中国で水道設備を手がける海外子会社がを破産するのに伴い、2014年3月期からの3年間で特別損失を計上するため。
海外子会社の「ジョウユウ」では不正会計処理をしていたことが発覚。破産手続きに入った同社の債務保証330億円を2016年3月期に織り込んだ。16年3月期の売上高は前期比11.7%増の1兆8700億円、営業利益は0.6%増の520億円の見通しとした。
15年3月期の純利益は前期比5%増の220億円だった。売上高は2.7%増の1兆6734億円、営業利益は25.2%減の516億円、経常利益は22.8%減の578億円だった。海外での売上が増えたことで売上高は増加なったが、国内事業で市場の冷え込みによる売上減少や資材価格の高騰などがあり、営業利益は減益となった。(ZUU online 編集部)
【関連記事】
・
伊勢志摩で16年サミット開催へ 首相、自然や伝統重
・
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
・
IoTもシステム効率化も、進行続くクラウド化
・
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法