(写真=プレスリリースより)
大和ハウス工業 <1925> は6月11日、マレーシアで戸建住宅事業を開始すると発表した。マレーシア最大手デベロッパーの「サンウェイ社」と、プレハブ工法による戸建住宅の開発、販売に関する業務提携を締結し、合弁会社を設立。マレーシアの気候風土に適した富裕層向けの戸建住宅を提供する。
合弁会社が2015年夏から、マレーシア・ジョホール州南部のイスカンダル開発地区で、100戸の戸建住宅を建設し、16年春から販売を開始する。イスカンダル開発地区は、マレーシア政府やジョホール州政府が進める都市開発事業で、サンウェイ社がこの開発プロジェクトに着手している。
日本のプレハブ住宅の強みである高品質と短工期をマレーシアで導入する考え。約5カ月の工期は、現地の工法と比較すると約半分という。使用する建築資材や住宅設備機器は現地で調達。天井高を日本よりも1.5倍に引き上げるなど、マレーシアの風土に合わせたものにする。
大和ハウスでは2012年からマレーシアでの戸建住宅事業参入を視野に入れ、駐在員事務所を設置するほか、熱帯雨林気候に合う住宅の研究開発に取り組んで来た。発表資料によると、マレーシアは人口約3000万人で、20歳未満の若年層人口や約4割を占めるなど、成長市場として期待できるという。(ZUU online 編集部)
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