イータリー
(写真=プレスリリースより)

三井物産 <8031> と、飲食事業を展開する「きちり」 <3082> は6月15日、イタリアの小売・外食事業大手「イータリー社」と共同で、「イータリー・アジア・パシフィック」を設立したと発表した。日本国内やアジア太平洋地域におけるイタリア食材の小売・外食・卸売事業への本格参入を狙い、まず日本国内での事業展開する。

イータリー・アジア・パシフィックは三井物産が63.5%、きちりが34%、イータリー社が2.5%出資して設立した。イタリア食材の物販とレストラン機能を組み合わせた施設を展開するイータリー社は2008年に日本法人を設立して直営店を展開してきたが、直営店経営を取りやめ、フランチャイズ方針に変更。イータリー・アジア・パシフィックがフランチャイズ契約を締結して、これまでイータリー社の日本法人が運営していた直営のうち2店舗の事業譲渡を受ける。

イータリー・アジア・パシフィックは今後、2020年の東京オリンピックに向けて、330平方メートル程度の中規模店と1000平方メートル程度のアジア太平洋地域における旗艦店を、それぞれ東京都心に出店する計画。

また、小売・外食事業に加えて「EATALYブランド」を活かし、イータリー社の取り扱うイタリア食材の日本における卸売事業を、三井物産グループの三井食品の販路を活用し大規模に展開する予定という。(ZUU online 編集部)

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