NTTコミュニケーションズ(NTTコム)と、米国発の企業向けファイル共有ベンチャーのボックスは6月16日、日本国内でのサービス提供を共同で開始することを明らかにした。安定的なネットワーク接続サービスを提供するNTTコムと提携することで、オンラインストレージ分野で注目のベンチャーでもあるボックスの日本での展開が進みそうだ。
米ITベンチャーのボックスは、2005年設立のクラウドストレージサービス提供企業。グーグルドライブやドロップボックス、シュガーシンクと類似の同社サービスではあるものの、対象は主に法人。手厚く情報管理を行えるといった特徴があるという。同社を創業したアーロン・レヴィ氏は米国でも起業家として注目されている。
今回、NTTコムは、サービスを共同開発することでボックスと合意。NTTコムの企業向けネットワークと、ボックスのクラウドストレージを組み合わせて「Box over VPN powered by NTT Communications」の提供開始を目指す。
発表によれば、同提携により、ボックスは「新たにセキュアな閉域網からの接続が可能となるVPN対応サービスがラインアップに加わる。官公庁や地方自治体、金融機関など、より多くの企業に採用の機会を拡大していく」としている。
なお、両社は、共同で提供するサービスの提供開始については、2015年内を予定している。(ZUU online 編集部)
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