お勧めは定期借家への切り替え

このような事態を招かないようにするためには、普通借家契約を定期借家契約に切り替えることをお勧めする。定期借家契約にすれば確定的に退去時期が決まり、立退料も発生しない。

その代りテナントに対しては賃料を下げる等のメリットを提示して双方、合意の上で契約をする。テナントにとっては立退きまでの準備期間ができるし、オーナーにとってはスケジュールや立退料がゼロになることが確定するメリットがある。


立退きがあることを認識しよう

このように建て替えやリノベーションの前に、借家人が居る場合は、立退きという大きな問題があることを認識しておいた方が良い。立退きが不確定であるとリニューアルのスケジュールや資金繰りの計画が立てられない。まずは借家人を立ち退かせることが出来るかどうかを、オーナーとしてしっかり把握することが重要と言えるだろう。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
世界「ブランド価値」ランキングTOP100 日本から選ばれた5社とは?
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
高金利通貨南アフリカランドの魅力とリスク・経済と内紛の不安
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法