ギリシャ議会は6月28日、欧州連合(EU)から金融支援の条件とされている財政緊縮策受け入れの是非を問う国民投票の実施を賛成多数で承認した。
現地報道などによると、ギリシャ議会(定数300)で賛成178、反対120で承認に必要な過半数を上回った。7月5日に実施する。
ギリシャ問題を巡っては、6月30日に国際通貨基金(IMF)への債務返済と金融支援の期限切れが迫っている。ギリシャは財政緊縮策の受け入れの賛否を国民投票で問うとしてEU側に6月末の支援期限延長を求めたが、27日のユーロ圏財務相会合で延長を拒否された。これに対してギリシャが国民投票を強行する構えとなり、債務不履行に陥る懸念が強まっている。
(ZUU online 編集部)
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