三井住友銀行
(写真=Thinkstock/Getty Images)

6月30日、三井住友フィナンシャルグループ <8316> 傘下の三井住友銀行は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が欧州で展開するプライベート・エクイティ(PE)向け融資事業を約22億ドル(約2700億円)で買収すると発表した。

同社子会社の欧州三井住友銀行を通じて、GE傘下のGEコーポレート・ファイナンス銀行から貸出資産を取得する。

取得対象は、欧州の非日系中堅企業約100社を対象としたプライベート・エクイティ・ファンドによる買収に伴う貸出資産となる。取引完了は2015年度半ばの予定。

米国では事業規模が大きく、破綻すると金融システムにリスクを与えうる金融機関に対する規制が強化されており、同規制の影響を受けたGEは4月に、金融部門の大半を売却する方針を表明。5月には米国内でのPE向け融資事業をカナダ最大の公的基金CPPIBへ120億ドル(約1.5兆円)で売却していた。

三井住友銀行は、この買収により優良資産の積み上げとポートフォリオの分散を進めながら収益性の改善を図るとのこと。また、欧州を中心とした業務拡大にも力を入れていく。

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