ホンダ <7267> は7月13日、アフリカ西部のナイジェリアで乗用セダン「Accord(アコード)」の生産を10日から開始したと発表した。既存の二輪車生産工場の敷地内に、四輪車を生産する設備を導入して、年間1000台の生産能力で稼働を開始した。

ホンダはナイジェリアで1980年から二輪車の生産販売を行っている。13年にはナイジェリアで四輪車事業の現地法人を設立し、輸入販売をしてきた。アフリカでの四輪車需要が増えているため、今回、ナイジェリアの利用者向けに現地生産を決めた。

ホンダは、アフリカ地域の主な拠点として、2000年に南アフリカに現地法人を設立しているほか、東部のケニアにも11年12月に四輪自動車の販売自動車を開設するなど、アフリカ地域で事業拡大を図っている。

取締役専務執行役員の山根庸史氏は「ホンダにとって、アフリカ初の四輪車生産工場の設立は、とても画期的なチャレンジだと考えている。今回の取り組みが、今後のナイジェリアにおける飛躍と、アフリカ全体への拡大に向けた第一歩となることを期待している」とコメントしている。(ZUU online 編集部)

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