ギリシャの議会は7月16日未明(日本時間同日午前)、欧州連合(EU)が金融支援の協議再開の条件としている財政改革法案について、賛成多数で可決した。

改革案は増税や年金制度の見直しや財政緊縮策を盛り込む。EU側は金融支援の交渉再開の条件として15日までに法制化することを求めていた。審議では一部与党議員が法案に反対するなどで、採決が16日未明にずれ込んだ。

可決を受け、EU側はギリシャ支援を正式に決定するため、各国の議会承認など国内手続きに入る見込み。(ZUU online 編集部)

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