(写真=PIXTA)
初めての業者向けに「通年申請タイプ」
国土交通省は、平成27年度「長期優良住宅化リフォーム推進事業」評価基準型の公募を開始した。「長期優良住宅化リフォーム推進事業」とは、インスペクションや性能向上のためのリフォームによって住宅ストックを長寿命化する取り組みに対して、国が費用の一部を補助する制度。
今回の公募は2つの方法によって行う。1つは「事前採択タイプ」。これは6月30日18時までに、事業者が応募し、その提案が採択された後に交付申請を行うもの。事業実施が決まっていない案件を含めて、複数住戸の提案が可能。7月下旬に採択事業を決定する。
もう1つは「通年申請タイプ」。これは事前に提案・採択の手続きを経ずに交付申請を受け付けるもの。これまで同事業を実施したことがない施工業者が対象。数は1住戸のみ。7月下旬頃より申請の受付を開始する。同時期に申請方法などの詳細情報について、国土交通省ホームページなどで告知する。
事前の提案・採択の手続きがない「通年申請タイプ」を用意することで、長期優良住宅化リフォームに取り組んだことのない初めての事業者を増やしたい考え。(提供: リフォーム産業新聞 6月23日掲載)
【関連リンク】
・
【インタビュー】長谷工リフォーム、マンション大規模修繕で281億
・
【インタビュー】サンゲツ、社長就任から一年「市場起点」のモノづくりを
・
「中古住宅再販」の年間販売戸数はカチタス、3001戸でトップ
・
【インタビュー】国土交通省、住宅リフォーム事業者団体登録制度「登録はゴールではなくスタート」
・
家具の大正堂、2018年度リフォーム24億円へ