大型倒産
(写真=PIXTA)

東京商工リサーチによると、2015年上半期(2015年1月~2015年6月)の負債総額1千万円を超える全国企業倒産は4,568件で、負債総額は9902億7600万円だった。景気の底上げに支えられ6年連続前年を下回る件数で、1991年以来24年ぶりに5,000件を下回った。


負債10億円以上の大型倒産は過去20年間で最少

上半期の倒産を総括すると、法的倒産の構成比が過去最高の88.1%となったことが目立つ。また、負債10億円以上の大型倒産は146件で、上半期としては過去20年間で最少となった。うち、上場企業の倒産はスカイマークを含めて2件。その一方で、従業員数5人未満の企業の割合は70.3%と、上半期としては過去20年間で最高となった。

ここでは大きな影響を残した負債総額ワースト5のケースについて、再確認したい。


第5位 株式会社朝日ダイヤゴルフ

朝日ダイヤゴルフは、マンション分譲業の朝日住建株式会社の関連企業として設立され、1991年に「朝日ゴルフクラブ白浜コース」を開場。ゴルフ場内に「朝日リゾートホテル白浜」を併営するほか、テニスコートや娯楽施設なども設け、ピーク時の1998年3月期には売上高約13億円を計上していた。

けれどもそれ以降、市況悪化などで利用者数が伸び悩み、2014年3月期の売上高は約6億5,800万円にまで落ち込んでいた。負債総額は預託金を中心に約168億円。


第4位 株式会社鷹彦

鷹彦は、1985年に設立されたゴルフ場経営会社。1987年に茨城県大子町にオープンした鷹彦スリーカントリークラブは、プロゴルファーの尾崎将司氏が設計と監修に関わったコースとして注目を集めていた。

1993年には新設企業にゴルフ場の運営を譲渡するなどして、鷹彦はゴルフ会員権を所有する企業となったが、結局業績を改善させることはできなかった。負債総額は約182億円。