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(写真=Thinkstock/GettyImages)

世界最大級の人事コンサルティング会社であるマーサ-が6月17日、「2015年世界生計費調査」の結果を発表した。この調査は物価を図る指標となり、グローバル企業や政府機関が海外駐在員の報酬・手当を設定する際に利用されている。ニューヨークをベースとし、住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などを含む200品目以上の各都市の価格を調査し、米ドルで比較したものだ。日本でもデフレ脱却が叫ばれているが、世界で最も物価が高い地域はどこだろうか。上位10都市を紹介する。


10位 ンジャメナ(チャド)

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フランスの元植民地チャドの首都で人口は約100万人。国際支援機関やフランス軍、中国人ビジネスマンなどの外国人が多く暮らしている。資源が豊富なため外国企業が多く投資しているがインフラや物資が不足しているのですっかりこのランキングの上位が定番となった。


9位 ベルン(スイス)

ベルン
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もともと世界でも有数の物価の高い国、スイス。賃金は高いが失業率は低いという強い経済力がこの高物価を支えている。高付加価値戦略の国策で産業的に成功しているのも大きい。首都ベルンは昨年2位で、今回は順位を大きく下げたがそれでも物価は高い。


8位 ソウル(韓国)

ソウル
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円安の影響でとうとう東京よりも物価高となった韓国。ソウルは昨年同様の8位となった。不動産価格高騰なども影響。ソウルは衣服代が世界で最も高いという英機関調査の世界生活費結果もある。


7位 北京(中国)

北京
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昨年の14位から大きく順位を上げた。経済発展が著しいため物価も絶えず上昇。主要品目で特に他地域より高かったのが外国語新聞1部7.32ドル、コーヒー1杯7.32ドルだ。


6位 上海(中国)

上海
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中国の2都市が昨年の10位圏外からトップ10にランクインしており、経済の急発展が見てとれる。海外駐在員向けの消費財価格が高く、人民元の上昇も影響して順位を上げた。