テスラ車載ディスプレイ
(写真=テスラモーターズHPより)

パナソニック <6752> のオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は8月6日、カーナビや車載オーディオの表示画面に用いられる「静電容量方式曲面タッチパネル」の量産を開始することを明らかにした。

画面に指で触れて操作するタッチディスプレイの実用化やスマートフォンやタブレットなどスマートデバイスの普及に伴い、静電容量方式のタッチディスプレイの普及も広がりを見せてきた。最近では自動車部品としての採用も進んでおり、カーナビの操作画面などでの採用も進みつつある。

同社はこのほど、こうした自動車でのタッチパネル需要への対応などを目指して、車載用「静電容量方式曲面タッチパネル」の量産を開始。自動車の運転席に搭載される、センターコンソールやインストルメントパネル(インパネ)、あるいはカーナビやディスプレイオーディオの表示画面用に、供給する見通しだ。

発表によれば、パナソニックで量産化されるタッチパネルは、樹脂製カバーと高感度フィルムセンサーが体となった曲面タッチパネルで、デザイン性向上を支援。高感度フィルムセンサーを採用したことで、マルチタッチでの操作もできるようになるなど、操作性の向上も図られる見通しだ。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
2015年のクラウド市場は約30%成長とIDCが予測
ビジネスマン必見!日経をネット上で閲覧する意外な方法とは?
なぜ、今「赤色」が人気なのか?景気と色のおもしろい関係
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
過去最大級の時価総額10兆円超?日本郵政3社の上場(IPO)に迫る