imasia_9314865_S
(写真=PIXTA)

中国市場の大幅下落などを受けて日本市場も大幅な調整となりました。

日経平均は先月の21日に600円近い下げとなり20,000円の大台を割り込むと、週明けの24日に900円近く下げ、続く25日も700円を超える下落となり、18日からの6日間で2,800円以上の下げとなりました。その結果、8月の日経平均は月間で1,700円近く下げ、8%を超える下落となりました。

このように日経平均が大きく調整したことで主力銘柄のなかには予想PER(株価収益率)が10倍を下回り、バリュエーション面で割安感がある銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX100採用銘柄を対象にコンセンサス予想ベースの予想PERが10倍未満の銘柄をピックアップしてみました。例えばトヨタ <7203> では会社予想ベースのPERは10倍強ですが、コンセンサス予想ベースでは9倍と10倍を下回る水準となっています。

hint9-1

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
「光と波」 PART1世界株安の原因が中国不安ではない理由
リーマン・ショックを乗り切り高い飛躍をとげた銘柄たち
ようやく底打ちか 雇用統計に注目
中国株 抗日戦勝記念式典を迎え堅調推移か 中国製造業PMIに注目
世界同時株安に歯止め、焦点は再び米国の利上げへ