(写真=PIXTA)
先週の中国株式市場
◆中国株、強弱材料が混じる中一進一退の展開
◆今週の概況
今週の中国株式市場はレンジ内で方向感に乏しい展開が続きました。ハンセン指数は週間で2%近く上昇し2万1920ポイントで終了した一方、上海総合指数は週間で3%超下落し、3,097ポイントで引けました。
上海総合指数は、「場外配資」と呼ばれる信用取引の取り締まりへの懸念が強まる中、週央にかけて下落しました。ただ、心理的な節目である3,000ポイント近辺では「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドによる買い支えが入ったとみられるほか、習近平国家主席の発言なども好感され、3,000ポイント台を維持しました。
中国株式市場バリュエーション
業種別リターン