世界経済フォーラムが30日発表した2015年版の「世界競争力報告」で、日本は前年と同じ6位だった。首位は7年連続でスイス、2位はシンガポール、3位はアメリカで、昨年と同じ顔ぶれとなった。韓国と中国はそれぞれ昨年と同じで、26位と28位だった。
日本は多くの個別項目で小幅な上昇や低下があったが大きな変化はなく、全体としては横ばいとなった。ビジネス環境やインフラ、教育などの分野では評価が高かった。インフレ率の評価が最も上昇した。一方で、財政赤字と公的債務の大きさは重荷となった。
新興国では、通貨急落などの影響を受けブラジルが57位から75位に落ちた。一方、インドは昨年の71位から55位に上昇した。ベトナムも昨年の68位から56位に上昇した。
世界経済フォーラムは「ダボス会議」の主催団体として知られる。ランキングは世界140の国・地域について、ビジネス環境や政府の効率性、教育水準などを数値化し算定している。1979年から発表している。 (ZUU online 編集部)
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