米フォーチュン紙が過去18年間、毎年発表している「世界の勢いのある女性ランキング」は、世界中のあらゆるビジネス業界で最も活躍した女性達を順位付けしたものだ。今年度は、ITなどの新興産業だけでなく、自動車、金融など昔からある産業分野からも、女性経営者がランクインしているのが特徴だ。


10位 フィービー・ノバコビック(57歳) ジェネラル・ダイナミクスCEO

米中央情報局と米国防総省に勤務後、2001年に米政府ご用達の重機械コングロマリット「ジェネラル・ダイナミクス」に入社。2003年からCEOを務める。就任翌年には25億ドルの利益をあげ(前年度比7%増)、金融恐慌を微塵だにもしないそのたくましさで、堂々の10位入り。


9位 アイリーン ローゼンフェルド (62歳)モンデリーズ・インターナショナル(前クラフト・フーズ)会長兼CEO

米モンデリーズ・インターナショナル(前クラフト・フーズ)会長兼CEO。1981年の入社当時には一社員でしかなかったが、15年の月日を経て米副会長、加社長まで昇進。途中、米ペプシコに鞍替えするが、2006年には元鞘におさまり、数々のパワーウーマン賞を受賞している。


8位 シェリル・サンドバーグ (47歳)Facebook COO

米ゼネラルモーターズ研究所(現ケタリング大学)でエレクトリック・エンジニアリングを学んだほか、バカロレアや経営学修士を取得している筋金入りの女性実業家。18歳の時に研修生としてゼネラルモーターズで働きだしたのを皮切りに、才覚をフル発揮。国際製造エンジニアリング部門、国際人材部門、国際製品開発部門で副社長と勤めた後、2014年晴れて女性初のゼネラルモーターズCEOに就任。昨年は米タイムス紙の「最も影響力のある人々ランキング」の1位に選ばれている。(ZUU online 編集部)

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