世界には、生まれながらにして貧困に苦しむ人たちが多くいるが、その中から華麗なる転身を遂げ、億万長者になった人たちがいる。今回はアメリカにターゲットを絞り、貧困からアメリカンドリームをつかんだ有名企業の創業者やCEOら4人を紹介する。


米大手通信会社エクセル・コミュニケーションズ創始者

ケニー・トラウト(総資産15億ドル)

バーテンダーの父と暮らしていたトラウト。生命保険のセールスで学費を稼ぎながら南イリノイ大学に通った。のちに巨万の富をもたらすことになるエクセル・コミュニケーションズを1988年に起業し、1996年に上場させた。

その2年後に合併した国際通信会社テレグローブとの契約金額は35億ドルだった。現役を退いたあとは、所有する何頭もの競走馬に多額の投資をする生活を送っている。


スターバックスCEO

ハワード・シュルツ(総資産29億ドル)

Starbucks CEO Howard Schultz Discusses His Tenure As Chief Of Coffee Giant

(写真=Thinkstock/Getty Images)

貧困層向け公営住宅で育ったシュルツ。「子どものころからずっと自分はみんなとは違うレールの上を走っているんだと思っていた。あっちのレールの上の人たちは物もお金もたくさん持っていて、家族で幸せにくらしているんだと。でもある時ふと、何とかあの柵を飛び越えて、手に入るわけがないと言われた何かをつかんでみたいと思った。今はこうしてスーツにネクタイ姿の私だが、あの頃の自分があの場所でどうやって過ごしていたかを忘れたことはない」と英ミラー紙のインタビューに答えている。

アメフトの特待生として入学した北ミシガン大学を卒業後、シュルツはゼロックスに就職したが、ほどなく転職し、当時わずか60店舗だったスターバックスの一店を任された。1987年に同社の最高経営責任者(CEO)となった彼は、スターバックスを世界中に1万6000店舗を展開する一大コーヒーチェーンへと成長させた。


パトロン・テキーラの生みの親

ジョン・ポール・デジョリア(総資産29億ドル)

john_paul_dejoria
(写真=HPより)

移民の子として生まれ、10歳にもならない頃からクリスマスカード売りや新聞売りをして家計を助けていたデジョリア。やがて児童養護施設に引き取られた。ストリートギャングの仲間に入って荒れた時期を経て軍隊に入る。

700ドルの借金をしてジョン・ポール・ミッチェル・システムズを起業し、シャンプーの訪問販売を始めたが、当初は車の中で寝泊まりする日々だった。のちにパトロン・テキーラの販売も始め、今や複数のビジネスを手がける投資家となった。


米オラクルの共同創業者

ラリー・エリソン(総資産498億ドル)

Oracle CEO Larry Ellison Speaks At Oracle OpenWorld 2012

(写真=Thinkstock/Getty Images)

ニューヨークのブルックリンでシングルマザーの元に生まれ、シカゴに住む叔母夫婦に育てられたエリソン。叔母が亡くなると大学を中退、カリフォルニアに移り住んで8年ものあいだ、雑役をして暮らしていた。1977年に興したソフトウェア開発会社オラクルは今や世界最大級のテクノロジー企業に発展した。

昨年9月、エリソンは最高経営責任者(CEO)を退き、最高技術責任者(CTO)兼会長に就任すると発表した。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
・世界が認めた日本車!「最も価値の高い自動車ブランド ベスト10」頂点に輝いたのはあの日本ブランド?
・11月4日上場へ!日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の上場を徹底解剖
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・日経新聞/日経MJから、四季報まで全てネットで閲覧可?その意外な方法とは
・証券業界に革命?「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)」に注目が集まる理由